絵を選んでいました

引っ越して来て3ヶ月半が過ぎた。
ずっと、ダイニングルームに飾る絵を探していた。

最初パパは、ピカソの「闘牛」シリーズがいいと言っていたが、水墨画のようだし、ちょっとさみしいんじゃないかと答えた。

次に、パパが選んだのはピカソの「3人の音楽家」。これは、とても楽しい絵で、まるでその演奏を聴きながら食事ができるようなイメージ。とても、気に入った。でも、残念ながら、あまりにもインパクトのある絵なので、毎日見るにはしんどいと思うと答えた。

私は、ゴッホの「夜のカフェテラス」がいいと思った。あの、青と黄色の色彩は、きっと一日の疲れをそっと癒してくれるだろう。そして、あそこで私たちも楽しい食事をしている気分を味わえるんじゃないか、と思ったりした。しかし、名画は、やっぱり我が家に飾るものではなく、美術館に足を運んで見るものなんじゃないかな。

ずっと、こんなやりとりが続いていた。

絵を飾るって、とても難しい・・・・
好きな絵を選べばいいってことでもないのだ。
毎日見ても、違和感がなく、おしつけがましくなく、ずっと飽きがこないんだけど、静かな存在感があってほしい。

そして、私たちが絵に求めているものは「雰囲気」。
3人で食卓を囲んでいるあいだに楽しい雰囲気で、私たちを包み込んでほしい。


その後、名画という選択肢を捨てて、数万点にも及ぶ現代絵画の世界から何枚も何枚もパパは絵を探し、先日、ようやく「これにしよう!」という作品に出会った。
初めに見たときは、正直、心惹かれる絵ではなかった。
でも、私たちが探していた雰囲気があった。
白を基調としていて、あたたかな印象を受けた。
アメリカから届くまでの2週間。とても、うきうきした気持ちで絵を待っている。

それにしても、今まで、絵を選んでいる時間は、本当に楽しかった。
二人で何かを決めるって、とても楽しいことだ。
ののちゃんが、もう少し大きくなったら、3人で何かを決めるのかな。
ああでもない、こうでもないと、たくさんおしゃべりしながら、目的に近づいていく爽快感!!

私たちが、絵がほしいと思ったのが、冬だった。
もうまもなく、梅雨もおわり、夏がくる。
今年こそ、キャンプに行こう!!
絵が決まったと思ったら、もう、次は、キャンプ場探しがはじまっている。
[PR]
by snonoy | 2006-06-25 15:54